金先物 今週の注目ポイント(2020年10月11日)

今週の注目ポイント

■金先物

月足分析
実線は8月高値7032円をトップに大陰線を形成。
RSIは77%近辺で推移しており、買われ過ぎ圏で指数密集圏を形成。
MACDオシレータがプラス圏上方で推移する中、ヒストグラムは収縮傾向に変化しています。
上昇過熱感がある中、実線は依然5本EMAを維持している状態です。
ボトムサイクル分析は今月で27本目、平均サイクルは33本を考慮すると下降波形成の時間帯に既に絡んでいます。
また、トップサイクルは8月でトップ(32本)を形成したと判断しています。
目先は5本EMA(6409円近辺)をいつ下抜けるかを注目しています。

週足分析
実線は先週の相場で一時6377円まで下落する場面もあったが、その後は押し目買いが優勢となり、長い下ヒゲ陽線を形成。
夜間取引は5本EMAや10本EMAを回復しています。
オシレータ系指標は、RSいが売られ過ぎ圏から上昇し中段保ち合い圏で推移。
MACDはプラス圏で下向きに推移しており、ヒストグラムはマイナス圏で収縮傾向にあります。
9月25日週の下落幅をほぼ戻す展開となっていることで目先の上値試しを暗示するカタチとなっています。
ボトムサイクル分析は31本目を形成し、平均ボトムサイクルが40本、前回が43本であることを考慮すると、ボトムを示現するまでの日柄はまだ浅いと考えられます。
また、トップサイクルは11本目、平均トップサイクル:28本であることを考慮すると、折り返し地点はもう少し日柄が残っているため、思わぬ下落も想定しておく必要はありそうです。
今週は10本EMA(6508円近辺)を維持して上値を試す展開となるか注目しています。仮に10本EMAを下抜ける場合は再び下落リスクが高まります。

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LCT
Author: LCT
金融商品取引業者にて投資アドバイザーとして従事。独自のテクニカル分析(サイクル分析、フィボナッチ分析、プライスアクションなど)・資産管理手法を用いた投資手法で相場に取り組んでいます。

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