白金先物 ボトム形成ポイントに注目


白金先物は前日比33円安の3443円で夜間取引を終えました。

日足チャートで考察すると、実線は10日EMAが抵抗となり、緩やかな曲線を描きながら下落し、一時3382円を示現しました。
その後は押し目買いも入り長い下ヒゲ陰線を形成しています。

ボトムサイクルは8月6日を起点として考慮すると、日柄がまだまだ浅いことや反転サインとなる陽線を形成していないことから引き続き下値模索の展開も想定されます。

下値ターゲットは、前回のボックス相場の倍返しとなるチャネルライン(3300円近辺)が意識されそうです。

4時間足では8月12日の高値3645円がトップとなりましたが、今回のボトムサイクルのトップがレフトトランスレーション(中心よりも左側でトップ形成)を形成していることから下降波が長いサイクルと判断でき、前回のボトムを下抜ける展開を示唆するものですが、今回も前回ボトムを下抜けてきました。

現状、ボトムサイクルの時間帯に絡んでいることから、昨晩の安値がボトムになった可能性もありますが、日足ベースでみた下値ターゲットを考慮すると、再び下値を試す可能性が高いと判断しています。
日足の下値ターゲット(3300円近辺)に注目しています。


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LCT
Author: LCT
金融商品取引業者にて投資アドバイザーとして従事。独自のテクニカル分析(サイクル分析、フィボナッチ分析、プライスアクションなど)・資産管理手法を用いた投資手法で相場に取り組んでいます。

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