株価指数(日経225・NYダウ) 本日のポイント

<日経225>
日経225は23508円で引けました。
先週末は上値の重い展開に一時23353円まで下落する場面もありましたが、下値では25日EMAがサポート役となり、押し目では買いも散見されました。
RSIは実線と逆行現象を形成していることで近い将来に売り圧力が強まる可能性を暗示していますが、現状は目立った動きがないため、方向感に欠ける展開となっています。
MACDはプラス圏でデッドクロス待ちとなるものの、その勢いはそれほど強いものではなさそうです。
ボトムサイクルは本日で21本目となり、平均サイクル20本を考慮すると、ボトムを付ける時間帯に絡んでいます。目立った押しを形成していないことで思わぬ下落も想定されますが、押し目では買いが入りやすい時間帯に入ってきました。
目先は引き続き10日EMA(23465円近辺)や25日EMA(23349円)を終値ベースで下抜けるか注目しています。

※日経225 日足チャート

<NYダウ>
NYダウは28617円で引けました。
先週末は一時28836円まで上昇する場面もありましたが、その後は戻り売りも散見され、上ヒゲ陽線を形成しました。それでも実線は5日EMAを維持しており、底堅い展開となりました。
オシレータ系指標はMACDはヒストグラムがプラス圏で収縮傾向にあり、RSIが中段保ち合い圏で下向きに推移していることや実線と逆行現象を演じていることで目先の下降波形成を暗示するカタチに見えます。
ボトムサイクルは本日で18本目となり、平均サイクルが22本、前回26本であることを考慮すると、今週はボトムを付ける時間帯に絡んできます。
目先は終値ベースで5日EMAや10日EMAが節目として注目されます。

※NYダウ 日足チャート

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LCT
Author: LCT
金融商品取引業者にて投資アドバイザーとして従事。独自のテクニカル分析(サイクル分析、フィボナッチ分析、プライスアクションなど)・資産管理手法を用いた投資手法で相場に取り組んでいます。

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