金先物 今週の注目ポイント(2020年10月18日)

今週の注目ポイント

■金先物

月足分析
実線は8月高値7032円をトップに大陰線を形成。
RSIは73%近辺で推移しており、買われ過ぎ圏で指数密集圏を形成。
MACDラインがプラス圏上方で推移する中、ヒストグラムは収縮傾向に変化しています。
上昇過熱感があるものの、実線は依然5本EMA(6371円近辺)を維持している状態です。
ボトムサイクル分析は今月で27本目、平均サイクルは33本、前回32本であることを考慮すると下降波形成の時間帯に既に絡んでいます。
また、トップサイクルは8月でトップ(32本)を形成したと判断しています。
目先は5本EMAを終値ベースで下抜けると下降波継続のサインとなりそうです。

※金先物 月足チャート

週足分析
実線は先週の相場で一時6568円まで上昇する場面もありましたが、その後は戻り売りが活発となり、5本EMAや10本EMAを下抜けて陰線を形成しました。金曜日の夜間取引ではいずれのEMAも抵抗として機能しているカタチで上値の重さを暗示しています。9月25日週の高値を上抜けることができずに再び下落し始めています。
MACDラインはプラス圏で下向きに推移しており、ヒストグラムはマイナス圏で拡大傾向にあります。
RSIは買われ過ぎ圏から中段保ち合い圏下方に上昇しているものの、その力はそれほど強い物ではなさそうです。
ボトムサイクル分析は32本目を形成し、平均ボトムサイクルが40本、前回43本であることを考慮すると、ボトムを示現するまでの日柄はまだ浅いと考えられます。
トップサイクルは12本目、平均トップサイクル:26本、前回24本であることを考慮すると、折り返し地点はもう少し日柄が残っているため、思わぬ上昇も想定しておく必要がありそうです。
今週は再び下値を試す可能性もありますが、25本EMAが強いサポートになりそうです。
25本EMAと10本EMAの間でレンジ相場を形成する展開を考えています。
仮に5本EMAや10本EMAを上抜ける場合はトップサイクルの日柄が浅いことから上値を試す可能性があることは頭に入れておく必要があるでしょう。

※金先物 週足チャート

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LCT
Author: LCT
金融商品取引業者にて投資アドバイザーとして従事。独自のテクニカル分析(サイクル分析、フィボナッチ分析、プライスアクションなど)・資産管理手法を用いた投資手法で相場に取り組んでいます。

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