商品相場 前場を終えて

<金先物>
金先物は前日比15円安の6427円近辺で推移しています。
時間足チャートで考察すると、実線は10本EMAを抵抗に上値の重い展開となっていまうs。
11時台に6414円まで下落する場面もありましたが、その水準では押し目買いも入り、長い下ヒゲを形成しています。
MACDはマイナス圏で横ばい推移となり、RSIは30%近辺で指数密集兼を形成していることから、再び10本EMAが抵抗として機能する可能性もありそうです。
ただ、現状は6400円近辺では押し目買いも散見されるため、変動幅は限定されそうです。

<白金先物>
白金先物は前日比57円安の2915円で推移しています。
時間足チャートで考察すると、実線は5本EMAが抵抗となり、ジリジリと下値を試す展開となっています。
MACDはマイナス圏で上向きに変化し、ヒストグラムはマイナス圏で縮小傾向に変化しています。これは短期的な上昇期待を暗示するカタチです。
しかし、RSIは30%近辺で指数密集圏を形成しており、目立った動きはありません。
目先は5本EMAや10本EMAを上抜けることができれば、上昇期待も高まってきますが、上値を抑えられると再び下値を試す展開が想定されそうです。

<原油先物>
原油先物は前日比520円高の28870円近辺で推移しています。
時間足チャートで考察すると、実線は5本EMAをサポートに底堅い展開が続いています。
MACDはプラス圏で横ばい推移となり、ヒストグラムはプラス圏で収縮傾向に変化しています。
また、RSIは買われ過ぎ圏から中段保ち合い圏に下落しており、目先の反落を暗示するカタチとなっています。
目先は5本EMAや10本EMAを下抜けると下値を試す展開が想定されそうですが、直近高値28980円を上抜ける場合は更に上値を試す展開が想定されそうです。

<ゴム先物>
ゴム先物は前日比1.0円安の201.1円近辺で推移しています。
実線は10本EMAをサポートに上昇し、一時10時台に204.1円まで上昇しました。
その後は売りが活発となり、10本EMAや25本EMAを下抜け一時200.0円まで下落する場面もありましたが、その後は25本EMAを回復しています。
オシレータ系指標は、MACDがプラス圏でデッドクロスを形成しており、RSIは中段保ち合い圏下限で推移しています。
下値を試す展開を暗示していますが、実線は25本EMAを回復したことで、目先は10本EMAを回復できれば、再び上昇期待は高まってきますが、逆に25本EMAや45本EMAを下抜ける場合は日足ベースでトップ形成の時間帯にあることを考慮すれば、絶好の売り場になる可能性もありそうです。

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LCT
Author: LCT
金融商品取引業者にて投資アドバイザーとして従事。独自のテクニカル分析(サイクル分析、フィボナッチ分析、プライスアクションなど)・資産管理手法を用いた投資手法で相場に取り組んでいます。

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