金相場 今週後半の米国経済指標と注目ポイントについて


今週も東欧やロシアの首都から発信されるヘッドラインに支配されています。
NY金は昨日の相場で2020年8月高値2063.0ドルを上抜けて一時2072.0ドルまで上昇、また、金ドルは同年8月高値に到達していないものの、2070.25ドルまで上昇しました。
平常時に与える他の情報に対する金(および他の資産クラス)の反応は再び鈍くなっています。史上最高値トライについて、ウクライナからのニュースが絶えず変化する中でのタイミングの一致なのか、それとも、金が2000ドルを超えて上昇することへの技術的抵抗があるのかは、今後のセッションで注視していく価値のある動きでしょう。

今後の経済カレンダーを見てみましょう。

注目の米国経済データ

3月10日(木)22:30// 消費者物価指数(2月)

[コアCPI)コンセンサス予想:前年比+6.4% // 前回:+6.0%]

[ヘッドラインCPI コンセンサス予想:前年比+7.9% // 前回:+7.5%]

エコノミストは、消費者インフレ率が過去40年間で最も高い水準となる月次CPI報告を再び発表すると予想しています。これは、同じ上昇圧力-サプライチェーンのボトルネック、インフレ期待のフィードバックループが依然として働いていることに加え、ロシアのウクライナ侵攻以前から商品価格は2月に高値で推移していました。経済安定化のための有望な情報は、コア物価上昇率(食品とエネルギーを除く)が前月比で緩やかなペースで上昇していることです(と期待される)。しかし、木曜日のヘッドラインでは、年率7%以上の数字が喧伝されると想定されます。市場が今週の経済データ、そして東欧の戦争と関係のないヘッドラインにどれだけ反応しようとも、2月のCPIレポートの予想結果は、当面の金価格にとって概ね強気で、インフレヘッジとして金を求める投資家を増やすはずです。

3月11日(金)24:00 // ミシガン大学消費者センチメント(2月)

[コンセンサス予想:61.0 // 前回:62.8]

今週は他にあまりデータがなく、米国市場で進行中のウクライナ問題以外に注目する余地があるとすれば、米国の消費者の見通しがウクライナの出来事や国内外の経済への影響にどのように影響されているかということに尽きます。今回の戦争が2022年前半の多くの経済予測にもたらす下振れリスクの程度をモデル化する上で、これは観察者にとって有益なデータポイントになるでしょう。

今週は引き続きウクライナ問題一色になりそうです。


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LCT
Author: LCT
金融商品取引業者にて投資アドバイザーとして従事。独自のテクニカル分析(サイクル分析、フィボナッチ分析、プライスアクションなど)・資産管理手法を用いた投資手法で相場に取り組んでいます。

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