金相場 ADPで続伸しFOMC議事録で反落


金先物は前日比38円安の6724円近辺で推移しています。

昨日の米経済指標は、ADP雇用統計の発表がありましたが、内容は予想のほぼ2倍の伸びを記録しました。
発表直後は金ドルが下げる場面もありましたが、その後は買いが活発となるほか、ドル円相場も堅調に推移したことから、大阪金は一時6792円まで上昇する場面もありました。

ところが、今朝のFRBが公表したFOMC議事要旨(12月14-15日開催分)で早期で速やかな利上げやバランスシート縮小の可能性が示唆されたことを受けて、株安、金安の展開に急変しています。

これにより、日足ベースでここ最近では見られなかった長い上ヒゲ陰線を形成するカタチになっています。

トップサイクルは今日で33本目となり、平均トップサイクルが30本ですので、この6792円がトップになった可能性が高まってきました。

今日から流れが変わりそうです。

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Author: LCT
金融商品取引業者にて投資アドバイザーとして従事。独自のテクニカル分析(サイクル分析、フィボナッチ分析、プライスアクションなど)・資産管理手法を用いた投資手法で相場に取り組んでいます。

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