日経225 下降波形成の時間帯へ 日銀のETF購入ルール変更の可能性高まる


▲日経 日足
▲日経 4時間足

日経225は28470円近辺で推移しています。

日経平は前日比169.7円安の28439.52円で前場取引を終えています。

日足ベースで考察すると、実線は5日EMAや10日EMAが抵抗となり、上ヒゲ陰線を形成し、昨日の下ヒゲにも絡む展開となっています。

RSIは42%近辺に下落しており、RSI移動平均線も50%以下で推移していることを考慮すると、引き続き下値模索の展開が想定されそうです。

ボトムサイクルは今日で16本目となり、平均サイクルを考慮すると、引き続き日柄が浅いことから昨日の安値を試す展開を演じるのではないかと考えています。

東京エレクトロン    1.81%安
ソフトバンクG      3.24%安
ファナック       0.57%安
ダイキン工業      3.43%安
ファーストリテーリング 1.34%高

日経225の日足チャートで考察すると、実線は昨日の高値でトップサイクルを完成させた可能性が高まっており、ボトムサイクルにおいては、日柄が15本程度残っており、下落リスクは払しょくされていないと考えます。

日銀のETF購入額は4月に入ってから、TOPIX「1.5%ルール」または「2%ルール」に変更した可能性があります。ただし、昨日のTOPIXは1.5%を超える下落でしたが、購入は行われていません。このことを考えると、「2%ルール」が適用されている可能性が高そうです。前場でTOPIXが2%下落することは稀ですので今回のような下落に歯止めがかからない可能性もあります。

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LCT
Author: LCT
金融商品取引業者にて投資アドバイザーとして従事。独自のテクニカル分析(サイクル分析、フィボナッチ分析、プライスアクションなど)・資産管理手法を用いた投資手法で相場に取り組んでいます。

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