今、世界は大きな転換点に差し掛かっています。
その兆しは、政治・経済のニュースだけでなく、金融占星術の視点からも明確に表れ始めています。
今回は、レイモンド・メリマンの最新レポート(2025年4月17日付)をもとに、
相場に大きな影響を及ぼす「3つの注目ポイント」をまとめました。
① FRBの独立性に陰り? トランプ大統領とパウエル議長の衝突リスク
メリマンは『Forecast 2025』の中で、FRBの独立性が揺らぐ兆しを山羊座の太陽と蟹座の冥王星の対立から読み取っています。
さらに、トランプ氏の出生チャートでは、彼の太陽がFRBの「隠れた敵」の12ハウスに位置し、
土星がFRBのアセンダント上に重なる配置に。
これは「FRBを支配しようとする強い欲望」を象徴しており、
今後、中央銀行の独立性を巡る激しい駆け引きが起こる可能性を示唆しています。
★注目:FRBのガバナンス、政策変更の政治的圧力が高まれば、米ドルと金価格は不安定化するリスク
② 4月18日~21日は「重要な反転期」〜 太陽が牡牛座へ移動するCRD期間
この週末、太陽は火の星座・牡羊座から土の星座・牡牛座へ移動します。
これは、市場参加者の心理が「攻め」から「守り」に転換するサインでもあります。
さらに、4月18日〜21日は「CRD(重要変化日)」としても要注意。
過去の相場でもこの時期に転換が多く見られ、
金、原油、株式、ドルなど、主要マーケットでトレンド反転が起きやすいとメリマンは指摘しています。
★注目:週末前後のローソク足や出来高の急変動
→ サポート・レジスタンスブレイク時のダマシに注意
③ 土星と海王星の合が近づく中で高まる「米中摩擦」の本質
2026年2月にかけて進行する土星と海王星の合は、
**恐怖・排除(=土星)と理想・融合(=海王星)**のせめぎ合いを象徴します。
過去のサイクルでも、
- 1882年:中国人排斥法
- 1953年:冷戦期の中国封じ込め政策
- 1989年:天安門事件後の限定的制裁と経済協力
などが繰り返されており、今もまた「経済的な壁」が再び築かれようとしています。
今、中国のAI開発を支える半導体供給を米国が制限し、エヌビディアのチップ使用を問題視するなど、
米中対立は経済面での覇権争いに突入中です。
★注目:半導体関連株、中国株、コモディティ相場に対する米中摩擦の影響
→ 政策発表前後は急騰・急落に注意
いま相場を見る3つのレンズ
- 金融占星術的視点:トレンドの転換点や市場心理の変化を先取りできる
- 政治・外交的視点:FRBの独立性、米中摩擦の行方が中期の方向性を左右
- 市場タイミング:4/18〜21の重要変化日、テクニカル分析との組み合わせで判断を
春のイースターシーズンは「再生と転換」の象徴です。
このタイミングで一度ポジションを見直し、
来る5月以降の新たなトレンドに備えることをおすすめします。
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