第2四半期の金需要は前年同期比28%増


世界の金需要は、消費需要と中央銀行の買いが強まっていることから、新型コロナウイルス感染症依頼の水準に戻っています。

ワールドゴールドカウンシルによると、9月四半期の金需要は前年同期比28%増の1181トンで、年初来ベースでは2021年の同時期と比較して、18%増加しています。

金需要の大半は世界中の中央銀行の購入であり、四半期ごとの記録で400トン近くに上ります。

WGCによると、年初来の純購入量は673トンに達しており、1967年以降の年間合計をすべて上回っている模様です。

今年の金購入者はトルコ中銀が最大の購入国であり、年初来で金準備高は95トン増加しています。

また、インド準備銀行も金準備を強化しており、第3四半期も金購入戦略を継続しています。

WGCによると、7月に13トン、9月に4トンを購入している模様です。

米国の積極的な利上げが今年は地金価格の圧迫要因になっていますが、アジアの小売業者や中央銀行など、他の分野からの購入も増えている模様です。

以下、金相場の分析動画が参考になれば幸いです。



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Author: LCT
金融商品取引業者にて投資アドバイザーとして従事。独自のテクニカル分析(サイクル分析、フィボナッチ分析、プライスアクションなど)・資産管理手法を用いた投資手法で相場に取り組んでいます。

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