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8月29日取引のマーケットサマリー(終値)

コモディティ
NY金 1749.70
NY白金 854.30
NY原油 97.01
NY銅 3.6120

くりっく株365
日経225 28070
NYダウ 32122
DAX 12935
FTSE100 7414

くりっく365
米ドル円 138.740
ユーロドル 1.0000
ユーロ円 138.640
ポンド円 162.39
豪ドル円 95.755

ドルインデックス 108.770

日経VI 21.42
S&P500 4030.61
VIX指数 26.21
上海総合 3240.73
米2年債利回り 3.431
米10年債利回り 3.108

ダウ工業株30種平均は下落。インフレ抑制のため、米国の金融引き締め政策が長期化するとの観測が重荷となり、続落した。市場では、FRBが9月の次回米連邦公開市場委員会(FOMC)の会合で、3会合連続となる0.75%の大幅利上げを決めるとの見方が広がり、急速な金融引き締めによる景気後退への懸念が強まっている。

ダウ平均   32098.99(-184.41 -0.57%)
S&P500    4030.61(-27.05 -0.67%)
ナスダック   12017.67(-124.04 -1.02%)

米ドル円は上昇。パウエル議長の講演がドルを上昇させ、ドル強気派は更なる上昇を視野に入れている。これは明らかにタカ派なFRBと、タカ派ではあるが懸念を募らせているECBなど他の中央銀行との間のかい離を背景にした動きだとの指摘も聞かれる。

NY金は下落。前週末26日にパウエルFRB議長がワイオミング州ジャクソンホールで開催された国際シンポジウムで講演し、高インフレ抑制のため、金融引き締めを続ける姿勢を改めて表明した。このことを受けて米長期金利が上昇し、金利を生まない資産である金塊の売りが膨らんだ。一方でこの日の外国為替市場では対ユーロでドルが低下。ドル建て商品である金塊の買いを支えたが、相場の動きは限定的だった。

NY原油は上昇。石油輸出国機構(OPEC)プラスが来週5日の閣僚会合で減産を協議するとの思惑が高まっていることが背景。先週、OPECプラスの舵取り役であるサウジアラビアが減産の可能性を示唆したことに対して、反対する産油国はみられず、支持する国が多い。


30日の国内・海外経済指標と行事予定
●国内経済・指標関係
閣議、閣議後会見
0830 7月労働力調査(総務省)
0830 7月有効求人倍率(厚労省)
0850 8月上旬の貿易統計(財務省)
1030 30年利付国債(9月債)の発行予定額等(9月6日入札予定)
1030 2年利付国債の入札発行
1235 2年利付国債の入札結果
1330 乗用車8社による生産・輸出実績発表7月分
1515 2年利付国債の第II非価格競争入札結果

●海外予定 ※日本時間はプラス9時間
◇指標 08:30 英:住宅ローン承認件数(中銀) Jul 09:00 ユーロ圏:景況感・業況感指数(欧州委員会) Aug 12:00 独:消費者物価指数速報値(連邦統計庁) Aug 12:55 米:週間レッドブック大規模小売店売上高 w/e 13:00 米:住宅価格指数(連邦住宅金融局) Jun 13:00 米:S&Pケース・シラー米住宅価格指数 Jun 14:00 米:消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード) Aug 14:00 米:JOLTS(労働省) Jul ◇イベント 12:00 バーキン米リッチモンド地区連銀総裁が講演 15:00 ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁がWSJ主催の討論会に参加 ◇休場 トルコ

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LCT
Author: LCT
金融商品取引業者にて投資アドバイザーとして従事。独自のテクニカル分析(サイクル分析、フィボナッチ分析、プライスアクションなど)・資産管理手法を用いた投資手法で相場に取り組んでいます。

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