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8月3日取引のマーケットサマリー(終値)
コモディティ
NY金 1776.40
NY白金 888.50
NY原油 90.66
NY銅 3.4670
くりっく株365
日経225 27975
NYダウ 32796
DAX 13633
FTSE100 7460
くりっく365
米ドル円 133.905
ユーロドル 1.0162
ユーロ円 136.120
ポンド円 162.65
豪ドル円 93.025
ドルインデックス 106.506
日経VI 20.15
S&P500 4155.17
VIX指数 21.95
上海総合 3163.67
米2年債利回り 3.0692
米10年債利回り 2.706
ダウ工業株30種平均は上昇。前日はペロシ米下院議長(民主党)の台湾訪問で市場に動揺が走っていたが、きょうはその動きは一服。ISM非製造業景気指数が発表され、予想外の強い内容となった。高インフレによる米消費者のマインド低下から、サービス業の景況感は弱い数字が見込まれていたが、予想外の強さを示した格好。先週のFOMC以降、市場ではFRBの積極利上げへの期待を後退させる動きが出ているが、その期待を覆す内容ではあった。
ダウ平均 32812.50(+416.33 +1.29%)
S&P500 4155.17(+63.98 +1.56%)
ナスダック 12668.16(+319.40 +2.59%)
米ドル円は上昇。米7月ISM非製造業指数は悪化予想に反して6月から改善し、4月来で最高となったほか、7月サービス業PMI改定値や6月製造業受注も軒並み予想を上回ったため景気後退懸念が後退。さらに、ブラード・セントルイス連銀総裁が現在は景気後退ではなく、インフレ制御には年末までに4%近くまで金利を引き上げるべきとしたほか、デイリー米サンフランシスコ連銀総裁も利上げの継続の必要性を強調したため、大幅利上げを織り込むドル買いが一段と強まった。
NY金は下落。米サプライ管理協会(ISM)が発表した7月の米サービス業購買担当者景況指数(PMI)は56.7となり、前月から1.4ポイント上昇。市場予想の53.5を上回った。また米商務省が発表した6月の米製造業受注も前月比2.0%増で、市場予想を大幅に上回った。これらの米経済指標の結果を受けドルが対ユーロで強含み、ドル建てで取引される金塊の売りが出やすかった。米長期金利の上昇も、利回りを生まない金の弱材料になった。
NY原油は下落。米エネルギー情報局(EIA)が発表した週報で石油製品需要が引き続き低調だったことが重し。小売価格の低下による需要の下支えが期待されているが、需要期にあるガソリンの消費拡大がみられないだけでなく、前年比での落ち込みが深くなっている。石油輸出国機構(OPEC)プラスは9月の生産目標を日量10万バレル拡大することで合意したが、実際の生産量はほとんど増えないとみられていることは相場を一時押し上げる場面があった。カスピ海パイプライン・コンソーシアム(CPC)がカザフスタンから黒海に至る原油パイプラインの供給がかなり落ち込むと発表したことも下支え要因。
米週間石油在庫統計(バレル・前週比)
原油 +446.7万(4億2655万)
ガソリン +16.3万(2億2529万)
留出油 -240万(1億0932万)
4日の国内・海外経済指標と行事予定
●国内経済・指標関係 0850 対外及び対内証券売買契約等の状況(週次:指定報告機関ベース) 1030 10年物価連動国債の入札発行 1235 10年物価連動国債の入札結果決算:トヨタ、日本製鉄、ニコン
●海外予定◇指標 01:30 豪:貿易収支(連邦統計局) Jun 06:00 独:鉱工業受注(経済技術省) Jun 08:30 英:建設業PMI Jul 11:30 米:企業人員削減数(チャレンジャー社) Jul 12:30 米:新規失業保険申請件数(労働省) w/e 12:30 米:貿易収支(商務省) Jun ◇イベント 11:00 英中銀金融政策委員会(金利発表) Jun 11:00 英金融政策委員会の議事要旨 Jun 16:00 メスター米クリーブランド地区連銀総裁が対話集会に参加 ASEAN外相会合
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