米ドル円 今週の注目ポイント

今週の注目ポイント
米ドル円

月足分析
実線は動意に乏しい展開が続く中、上値では5本EMAや200本EMAが抵抗として機能するカタチとなっています。
200本EMA以下の移動平均線はすべて下向きに推移しており、実線はその移動平均線のすべての下で推移しています。
オシレータ系指標は、RSIは売られ過ぎ圏で下向きに推移し、MACDはマイナス圏で下向きに推移しており、いずれも下値模索を暗示するカタチとなっています。
タイムサイクル分析は、ボトムサイクルが8本目となり平均サイクルが25本であることから日柄はまだ浅い状態ですが、上昇波をほぼ形成せずに上値を切り下げる展開になっています。トップサイクルは18本目となり平均サイクルが25本であることから下降波形成の時間帯に絡んでいます。
目先は5本EMAや200本EMA(106.08円近辺)が強い抵抗として意識されるため、この水準を上抜けることができない限り上値の重い展開が続く可能性があると考えています。

週足分析
先週は一時106.120円まで上昇する場面もありましたが、その後は戻り売りが活発となり、長い上ヒゲ陽線を形成しました。これにより、上値は引き続き10本EMAが抵抗として機能したカタチです。
オシレータ系指標は、RSIが中段保ち合い圏下限で指数密集圏を形成し、MACDはマイナス圏でMACDラインが上昇傾向に変化しています。MACDラインの上昇は実線の動きが伴っていないことからダマシの上昇であると判断でき、RSIが下降波継続を暗示する動きになっています。
タイムサイクル分析は、ボトムサイクルは3本目を形成しており日柄が浅いことから上下どちらにも動く可能性があります。トップサイクルは19本目を形成し平均サイクルが24本、前回が16本であることを考慮すると、トップ形成の時間帯に絡んできたと言えます。
目先は引き続き10本EMA(105.76円近辺)が抵抗として意識され、5本EMA(105.54円近辺)を下抜ける場合は再び下値模索の展開が想定されます。

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基本方針:○○○○○

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LCT
Author: LCT
金融商品取引業者にて投資アドバイザーとして従事。独自のテクニカル分析(サイクル分析、フィボナッチ分析、プライスアクションなど)・資産管理手法を用いた投資手法で相場に取り組んでいます。

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