金相場 今週後半の米国経済指標と注目ポイントについて


今週後半の予定を確認してみましょう。

注目すべき米国経済データ

3月3日(木)24:00 // (米) 2月 ISM非製造業景況指数(総合)

[コンセンサス予想:61.0 // 前回:59.9]

製造業PMIと同様に、サービス業PMIも2021年秋以降の数ヶ月で低下しましたが、アメリカ人の自宅待機者が増えることで、アメリカ経済の非製造業側に大きなブロックがかかる傾向があり、今回の下落はさらに急でした。ここでもアナリストは、直近のCovidサージによって損なわれた時系列からデータが離れるにつれて、リバウンドの始まりが見られると予想しています。

3月4日(金)22:30 // 2月雇用統計

[NFP コンセンサス予想:+45万人 // 前回:+46.7万人]

[失業率 コンセンサス予想:3.9% // 前回:4%]。

1月の雇用統計は、NFPの数値が予想を大きく上回っただけでなく、11月と12月のデータを大幅に上回る修正値を報告し、3月のFOMCでの引き上げを確定させたかのように、ほとんどの人が不意を突かれました。その後、インフレ率は上昇を続けており、金曜日のNFPと失業率はここ数カ月で最も不活発なデータとなりそうです。万が一、先月の数字が急反転し(大きな失望を与え、1月の大幅改善を後退させるかもしれない)、今月の積極的な行動を躊躇する可能性があります。予想通りの結果(またはそれ以上)であっても、今後数週間のFOMCがよりタカ派的な方向に進むことを示唆するほどではないでしょう。

今週後半のFedSpeak

3月のFRB会合では、新たな利上げサイクルの第1弾が発表されるとみられており、FOMCの主要メンバーの発言に注目が集まっています。

先週ロシアが東欧で始めた戦争は、FRBウォッチャーにとって新たな強調点となるでしょう。この紛争が世界の株式市場を下押ししていることから、投資家やアナリストは、FOMCが3月の会合で(0.5%の一斉利上げなど)異例の積極策をとることをためらうかどうかを見極めようとするでしょう。

木曜日 パウエル議長の議会証言、ニューヨーク連銀ジョン・ウィリアムズ総裁(FOMC投票者)

今週末は注目度の高い雇用統計が発表されますのでリスク管理はしっかり行いましょう。


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LCT
Author: LCT
金融商品取引業者にて投資アドバイザーとして従事。独自のテクニカル分析(サイクル分析、フィボナッチ分析、プライスアクションなど)・資産管理手法を用いた投資手法で相場に取り組んでいます。

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