金相場は火曜日、10年債利回りの反発(月曜日の取引で1.8%以上まで戻った)との相関関係や、投資家がドルポジションを選好しており、金相場はいくらか圧力を受けました。そして、水曜日は米長期金利の動向を意識した買いが入り3日ぶりに反発しています。今週は非常に少ない経済データにより、通常は見向きもされない2、3番目のデータポイントのパフォーマンスが低下すると、市場のムードに顕著な影響を与える可能性があるため、今週は安全性を求める投資家が金とドルのどちらに避難することを好むかが常に問題となります。両者とも伝統的なセーフヘブンとしての性質を備えています。とりあえず、今後のスケジュールを見てみよう。
注目の米国経済データ
1月20日(木)22:30 // 1月 フィラデルフィア連銀製造業景気指数
[コンセンサス予想:19.8 // 前回:15.4]
今月は、12月が予想を大きく下回ったため、アナリストはフィラデルフィア指数の回復を期待しています。ここでも、木曜日に期待はずれの数値が出ると、市場はリスク回避の姿勢を強め、金か米ドルのどちらかを選んで安全なポジションに手を伸ばすと思われます。
20日(木)22:30// 新規失業保険申請件数
[コンセンサス予想:+22.0万件// 事前予想:+23.0万件]。
先週の新規失業保険申請件数の週報は、予想では微減とされていたところ、急伸しました。この種のブレは、「心配するようなことになるまで、心配することはない」というカテゴリーに容易に当てはまりそうですが、先週の上昇により、ニュースや数字が低迷する週には、市場の注目とそれに反応する投資家は失業保険申請数に向くことになりそうです。
今週はこのような展開になりそうです。
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