豪ドル円 来週前半の動きを見極める

豪ドル円

豪ドル円は75.425円で引けました。

前回の動画では分析通り、200日EMAをサポートに反動高を形成し、上値ターゲットの76.00円を他性しました。

現在の実線は25日EMAや45日EMAが抵抗となり、売り優勢の展開に前日の安値を下抜けたカタチです。
一時74.935円まで下落する場面もありましたが、5営業日ぶりの下落ということで押し目では買い気も強く、75日EMA近辺まで戻しました。

オシレータ系指標はMACDラインがマイナス圏で推移する中、ヒストグラムはマイナス圏で収縮傾向にあります。RSIは上昇過熱圏まで上昇して現在は下向きに変化しています。
上値の重さが出始めていることを暗示しており、MACDラインの下方方向への変化やRSIの70%ライン割れを節目として注目しています。

タイムサイクル分析では、ボトムサイクルが17本目、平均ボトムサイクルが33本ですので、日柄は浅い状態ですが、実線が大きく上昇していることで今回のサイクルは変則型になっています。トップサイクルは10月1日時点で24本目となり、平均ボトムサイクルが27本ですのでトップ形成の時間帯に絡んできていますが、若干日柄が浅いという状態です。
これは今後の値動きを見極める必要がありますが、5日EMAや75日EMA、一目均衡表の雲下限を終値ベースで下抜けるのであれば、トップになったと判断してもよいと考えています。

4時間足チャートでは実線が200本EMAで上値を抑えられ、MACDがデッドクロスしていることで下落リスクが高まっていますが、RSIが下落過熱圏から反発していることを考慮すると、完全に下降波に変化したとは言い切れないと考えています。

来週前半の動きをみて反転の確認をする必要がありそうです。

▼9月27日に配信した前回の分析動画です。

LCT
Author: LCT
金融商品取引業者にて投資アドバイザーとして従事。独自のテクニカル分析(サイクル分析、フィボナッチ分析、プライスアクションなど)・資産管理手法を用いた投資手法で相場に取り組んでいます。

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