原油相場 週足チャート分析と最新情報


原油の週足チャートで考察すると、
実線は53320円でトップを形成し、上昇一服となっています。
これによりトップサイクルは33日間となり、平均トップサイクルとほぼ同日柄となっています。
目先は、下降波を形成する可能性もありますが、その場合は7週間の下降波を形成する可能性があると考えます。
下値は25週EMA(46600円近辺)がサポート役として意識されそうですが、上昇時には10週EMAがサポート役となるため、目先は10週EMA(49190円)を維持するかどうか注目しています。

<原油の最新情報>

石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟の主要産油国でつくる「OPECプラス」は協調減産を2021年8月から毎月日量40万バレルずつ縮小し、協調減産の枠組みを2022年末まで続ける予定。

2021年11月4日に生産調整を巡り会合を開くが減産をさらに縮小するかどうか見方は分かれている。

10月は原油の消費国から供給増を求める声があった中で、協調減産を毎月日量40万バレルずつ縮小する従来方針を維持している。

●米週間石油在庫統計(バレル・前週比)10月27日23:30発表

原油 +426.8万(4億3081万)
ガソリン -199.3万(2億1575万)
留出油  -43.2万(1億2496万)

IEAは世界の石油需要について、
21年は前年比540万バレル増の日量9640万バレル、
22年は9950万バレルと予測し、
22年末までに新型コロナ流行前の水準を回復するとみている。

<予想>

・ゴールドマン・サックス
ブレント原油 現在83.60 → 年末90ドル
※主に北海のブレント原油、フォーティーズ原油、オゼバーグ原油およびエコフィスク原油(総称して BFOE)で採取される原油

・資産運用会社ブラックロック
 ラリー・フィンク(CEO)
原油価格が1バレル=100ドルに上昇する可能性が高い。(2021/10/26)


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LCT
Author: LCT
金融商品取引業者にて投資アドバイザーとして従事。独自のテクニカル分析(サイクル分析、フィボナッチ分析、プライスアクションなど)・資産管理手法を用いた投資手法で相場に取り組んでいます。

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