2026年も早いもので第1四半期(米国株式など)の締めくくりを迎えようとしています。今週のMMAフリー・コラム(ジャンニ・ディ・ポーチェ氏執筆)は、緊迫する地政学リスクと、新たな市場のパラダイムシフトを感じさせる非常に重厚な内容でした。
1. 水星逆行の終了と「混乱からの脱却」
まず注目すべきは、ようやく水星逆行が本日で終了するという点です。レポートでは、過去3回の市場の底値がいずれも水星逆行中に発生していたという興味深いデータが示されています。逆行期間特有の「意思疎通の行き違い」や「ヒステリックな誤解」が、金融市場に価格の歪みや誇張を生んでいた可能性があります。
順行に戻る来週からは、情報の不透明さが少しずつ解消され、よりクリアな判断が可能になる局面へと移行するでしょう。
2. 1990年の「供給ショック」との不気味な一致
今回のレポートで最も警鐘を鳴らしているのが、現在のイラン紛争と、1990年のイラクによるクウェート侵攻時との類似性です。当時、原油価格は約173%も急騰し、株価は約20%下落しました。
現在は上昇開始からまだ3ヶ月ですが、土星と海王星の配置が1989年の供給ショック時と重なっている点は見逃せません。レポートは、エネルギー供給の混乱が世界経済にとって重大なリスクであり、紛争が沈静化するか、あるいはさらなるエスカレーションに向かうかの「転換点」に備えるべきだと説いています。
3. 次なる主役「予測市場」と仮想通貨の動向
長期的な視点では、4月25日の天王星の双子座入りを見据えた、新たな市場の形が提示されました。それが「予測市場(プレディクション・マーケット)」です。 企業の株を買うのではなく、現実の出来事(選挙や気象など)の結果を取引するこの仕組みは、AI時代における「思考の商品化」を象徴しています。これは、2010年代前半の仮想通貨黎明期のような、巨大なチャンスと倫理的課題を孕んだ新しいフロンティアとなるでしょう。
また、短期的には月末の「金星の牡牛座入り」が控えており、ビットコインなどの仮想通貨に20%以上の大きな方向性が出る可能性も示唆されています。
個人的な感想:混沌こそが最大のチャンス
今回のレポートを読んで感じたのは、地政学的な不安やインフレ圧力という「混沌」の中にこそ、冷静な分析に基づいたチャンスが眠っているということです。特に、過去の歴史的サイクル(レイ・ダリオ氏の言うビッグサイクル※)を現在の星の動きと照らし合わせることで、目先のニュース速報に振り回されない「軸」を持つことの重要性を痛感しました。
※リーマン・ショックを予言したレイ・ダリオが話題の「ビッグサイクル」を解説─イランはすでに秩序崩壊の「最終段階」に入っていた(ヤフーニュースより)
私自身の戦略としては、水星が順行に戻ったことで情報の整理を進めつつ、月末にかけての仮想通貨のボラティリティ、そして原油価格の推移を最優先でウォッチしていくつもりです。
おわりに
第1四半期の終わりという節目に、私たちは大きな歴史の転換点に立ち会っているのかもしれません。メリマン・レポートが示す羅針盤と相場のサイクルを頼りに、リスク管理を徹底しながら、この波を乗り越えていきましょう。
皆さんは、この「供給ショック」の懸念をどう捉えますか?
※本記事はレイモンド・メリマン氏のレポートに対する個人の感想であり、投資の勧誘や助言を目的としたものではありません。投資判断は自己責任でお願いいたします。
返信がありません