商品・為替相場 日中立会いを終えて 9/1

JPX金先物は前日比32円安の7619円で引けました。
実線はボリンジャーバンド2σ下限をタッチした後は値を若干戻しており、下ヒゲ陰線を形成。
小レンジ継続となっていますね。
ここから抜け出すには、ドル円かNY金の片方で大きな変動が必要ですね。

金ドルは1704.67ドル近辺で推移しており、8月10日をトップに下降波を形成しています。
現在、ボトムサイクルは30本目ということで日柄がもう少し残っているため、前回のボトム(7/21 1680.86
)を試す可能性が高そうです。

米ドル円は139.320円近辺で推移しており、一時139.682円まで上昇する場面もありましたが、その後は落ち着いた動きになっています。
24時間前から考慮すると、ドルは6.7%上昇、円は.30%下落しており、ドルの強さは変わりがない状態です。
トップサイクルはトップを付ける時間帯に絡んでいるものの、いまのところは反転の動きは見受けられません。

ユーロドルは0.99988ドル近辺で推移しており、再びパロティを割り込んできました。
3営業日連続で陽線を形成して調整局面入りしていましたが、上値は25日EMAが抵抗として機能し、実線は10日EMAを再び下向けてきましたので、調整局面が終了した可能性が高まります。
ボトムサイクルは今日で36本目となり、平均サイクルを考慮すると、もう少し日柄が残っている状態ですので、前回の安値0.9900ドル割れを試す展開になってもおかしくない時間帯です。

これは何を意味するかというと、金ドルの更なる下落を示唆する反転サインです。

金ドルとユーロドルは8月10日に下降波に転じており、米ドル円は8月11日に上昇波に転じています。
この流れは、金ドルとユーロドルの日柄がボトムを形成する時間帯になるまで継続する可能性がありそうです。

現状の戦略は、金ドルの売り、ユーロドルの売り、米ドル/円の買い、この戦略は継続されています。

以下、金相場、ドル円相場の分析動画が参考になれば幸いです。
https://youtu.be/JxX0yVSQwso


●これからの海外予定

9月1日(木)
16:50 仏:製造業PMI改定値 Aug
16:55 独:製造業PMI改定値 Aug
17:00 ユーロ圏:製造業PMI改定値 Aug
17:30 英:製造業PMI Aug
18:00 イタリア:GDP改定値 Q2
18:00 ユーロ圏:失業率(統計局) Jul
20:00 ブラジル:GDP Q2
20:30 米:企業人員削減数(チャレンジャー社) Aug
21:30 米:新規失業保険申請件数(労働省) w/e
21:30 米:労働生産性・単位労働コスト改定値 Q2
22:45 米:製造業PMI改定値(マークイット) Aug
23:00 米建設支出(商務省) Jul
23:00 米:ISM製造業景気指数(ISM) Aug

◇イベント
28:30 ボスティック米アトランタ地区連銀総裁が学生向けに講演

◇休場
ベトナム


<9月開催勉強会 スケジュール(Zoomセミナー可)>

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開催日:2日(金)

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開催日:5日(月)

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LCT
Author: LCT
金融商品取引業者にて投資アドバイザーとして従事。独自のテクニカル分析(サイクル分析、フィボナッチ分析、プライスアクションなど)・資産管理手法を用いた投資手法で相場に取り組んでいます。

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