CX・FX・株価指数 3月10日 イブニングタイムの状況と見立て

金相場は5984円で引けました。
実線は底堅い展開が続きました。
10日EMAは下落傾向にありますが、下値は5900円の攻防が続いていますね。
いつ動き出すかに注目ですが、戦略に変化なしです。

白金相場は4020円で引けました
実線は5日EMAや25日EMAを回復しました。
ボトム形成から一旦は戻りを試す可能性が高まっていますね。
上値はまず10日EMAに注目ですが、上抜けると、50%戻しポイント(4177円)が意識あれそうです。
戻りを待つ戦略に変化なしです。

ゴム相場は273.1円で引けました
実線は10日EMAをサポートに底堅い展開がつづきました。
日足のトップサイクルの日柄が浅いことを考慮すると、この水準で一旦は保ち合いを続ける可能性もあいそうです。
上値の節目は275.9円を注目しています。

原油相場は42440円で引けました
実線はBバンド2σ下限から乖離し、5日EMAを下抜けてきました。
また、MACDのヒストグラムがプラス圏で収縮傾向に変化したため、下落リスクが高まっていると判断しています。
トップサイクルも3月8日の高値で付けており、下降波形成を暗示するカタチです。

米ドル円は108.850円近辺で推移しています。
実線は押し目買いが入り、前日の下落に往って来いとなっていますが、長い上ヒゲには絡んでいません。
トップサイクルの日柄を考えると、昨日の高値がトップになる可能性があると考えており、昨日のヒゲに絡まないようなら、下降波を形成する可能性が高まると考えます。

日経225は29112円近辺で推移しています。
実線は5日EMAを下抜けているものの、10日EMAを維持しています。
時間足では、10本EMAが抵抗となり、25本EMAを下抜けているため、上値は重い状態が続いています。
ただ、下値もBバンドの2σ下限を維持しており、動意に乏しい展開です。
目先は昨日の下ヒゲに絡む展開となるか注目しています。

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LCT
Author: LCT
金融商品取引業者にて投資アドバイザーとして従事。独自のテクニカル分析(サイクル分析、フィボナッチ分析、プライスアクションなど)・資産管理手法を用いた投資手法で相場に取り組んでいます。

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