商品相場 日中立会いの状況と見立て

金相場は前日比24円安の6209円で引けました。
実線は時間足で10本EMAを中心に方向感の定まらない展開が続き、25本EMAも上抜けませんでしたね。
NYタイムで動くかどうかですが、今日は22:30に12月の米消費者物価指数が発表されます。
今週は、14日に発表するバイデン次期米大統領の数兆ドル規模の支援策が注目ですね。
また、FRBも金利高を抑制する姿勢を明確にしていることは、株式市場への追い風なり、金相場には資金流出の流れになりそうです。

白金相場は3597円で引けました。
実線は寄り付き以降、方向感の乏しい展開が続きました。
昨日の相場で大陰線を形成しただけに、反動高の様相を呈しています。
トップサイクルは昨日の高値がトップになった可能性が高まっています。
ただ、大幅下落となっただけあり、反動高は続くかもしれませんね。

ゴム相場は239.2円で引けました。
実線は日足ベースで一目均衡表の雲の中で推移しています。
時間足では200本EMAをサポートに底堅い展開となっています。
日足ベースのトップサイクルは1月8日の高値がトップになった可能性が高まっており、それを考慮すると、雲抜けは売り参戦の好機になるかもしれません。
ただ、徐々に値幅が収縮傾向に変化していることからボリンジャーバンドでいうスクイーズを形成する展開も想定されそうです。

原油相場は36100円で引けました。
原油は非常に強い展開が続いていますね。
トップサイクルは現在15本目ですので日柄はまだ浅い状況にあることを考えると、この流れはまだ続きそうですね。
上値ターゲットとしては、週足の200週EMA(36920円近辺)が意識されますが、あと800円程度で達成するため、このラインも上抜ける展開もありそうです。

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LCT
Author: LCT
金融商品取引業者にて投資アドバイザーとして従事。独自のテクニカル分析(サイクル分析、フィボナッチ分析、プライスアクションなど)・資産管理手法を用いた投資手法で相場に取り組んでいます。

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